年末である。いよいよもうすぐ2019年である。

 若いころはこうした節目がすごく強いものに感じていて、年が変わる瞬間は空中で迎えるとか、はたまた空中で英単語を覚えるとか、何か特別なことをしなければならないような気がしていたが、今はそういうのはない。日々を暮らすことで精一杯で、年末年始も普通の休日と同じである。

 もし、若い頃だったら、今ごろ何でもかんでも「平成最後」とかで全て記念にしようとしていたことであろう。

 ただまぁ、年末は、水戸ホーリーホックキャプテンの細川淳矢選手が中学校に来るイベントがあって、昨日は地元悪友とのアホなバーベキューのゲリキャンがあって、明日は今度は僕が見ている少年サッカーに再び細川選手が来て初蹴り、というイベントが恒例となっているので、クリスマスとかは全く自分の生活からは消え失せたが、年末年始に関しては強制的にその感を感じざるを得ない状況下にはある。

 ということで、少しは年末という気持ちがあるところで、2018年を振り返り、壮大な夢に向けて2019年は何をすべきなのか、考える足しにすることにしよう。

【クルマ】
 180SXに加え、ロータスエリーゼの2台体制と言う状況になって間もなく2年。保険の更新で初めて知ったが、何と180SXではこの1年で約2,000kmしか走っていないということが判明した。こんなことでは月までの距離38万kmなど行けるはずがない。もう少し180SX比率を高めねば...。しかしながら180SXよりもエリーゼの方が燃費が良いということもあり、ついエリーゼに乗ってしまう。
 ただ、そうは言っても、エリーゼに乗りたいという気持ちが抑えられないという状況にもひと段落ついてきたかな、という気がしてきた。これを言うと寂しい限りだが、カネも時間もなく、その範囲でいけるところがなくなってしまった、と言う所が大きい。
 ただ、「乗らない」と言うのもこれまた若干寂しいので、週末の少年サッカーと近所の買い物で終わる、と言うのが最近の流れだ。乗らない週も出てきた。
 じゃぁ、買った意味はあるのか?!という問いに対しては確実な自信をもって「ある」と言いたい。
 エリーゼは買い物に行く2kmくらいを時速40kmで走る場合でも、その区間を「非日常」にしてくれる。シザーズドアを開け、高くて太いサイドシルを跨ぐ。ドライビングエイドの一切ないクルマからは、ここから先は全て自己責任ですよ、と釘を刺される。逆に、無事故でここに帰って来る事が出来れば、それは全てあなたのテクニックのおかけです、とも告げてくる。そんな空気に満たされた狭い空間で、前後させるだけしか許されないシートを一番前にスライドさせ、キーをひねってクルマを目覚めさせる。しばしの暖機の後、クラッチをつないでゆっくりと走り出す。特にこの冬の時期はエンジンのみならずクルマ全体が温まるまではやはり走りに重さを感じざるを得ない。"走りながら暖機"が棲むか済まないかのうちについてしまうようなスーパーへの道のりも、この車で行けば特別だ。
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 もしも、エリーゼに乗れない週末であっても、シートを取り去って眺めるだけでも楽しい。エリーゼでこんな楽しいんだから、フェラーリだったら多分もっと楽しいんだろう。フェラーリオーナー―が年数回しか乗らないというのも最初はそれで買う意味あるのか?と思ったが、今は何となくわかる気もする。
 180SXは、今年大きくカネをかけて、懸案材料だったエアコンとパワステASSYをフル交換して、エキマニ近辺の排気漏れも直した。過給圧がかからないトラブルに関しては、自分で原因から直し方まで編み出して調子を取り戻した。単に数字的な速さでいえば、多分エリーゼよりも180SXの方が速い気がする。速さの質は、エリーゼと180SXでは異なる。これを乗り比べられるというのは幸せと思うべきだと自らに言い聞かせている。
 車に関しては書くことが多すぎるが、来年はエリーゼの車検が控えている。追々書いていくが、車検をどこに頼むかは今から悩ましいところだ。あと半年のうちに決めなければならない。
 180SXに関しては、とにかく調子を維持すること。できれば、外見をもう少しきれいにしたいところだ。

【お金】
 昨年もだったが、今年はそれに輪をかけてカネがなかった。最大の原因は子供たちの教育費である。さらに180SXの修理にも30万くらいかかったと思う。財布を無くしたりと言うバカなこともやった。
 あまりにもカネがないので半年前から夕食に加え、昼食も節約モードに突入した。袋入りのキャベツの千切りとパン1個。これをコンビニではなく前日のうちにスーパーで買って翌日会社に持参する。合計で税抜き160円くらいで収まる。毎日の積み重ねはデカいということを実感した。
 副収入のエンジンは株がメインである。一時期一発逆転を狙うような銘柄も買ったりしたが、今は配当や投信の分配、貸株金利などベース収入のアップに重きを置いている。今年は米国株を始めた。マイクロソフトだけは持っていたが、これは試しに昔買ったものだった。ところが何となく配当の回数が頻繁なような気がして調べてみると年4回あった。米国株は年4回配当と言う企業が多く、配当率も日本に比べて高い企業が多い。しかも1株から買えるので買い増しの単価が低くていい。もらった配当ですぐまた次の株が買い増せる。米国企業の中には株価がずっと上がり調子と言う企業も結構あって、トレードをせず、長期保有をしたいと言うなら米国株の方がいい動きをしていると思う。バフェットやジムロジャースの本だったり、「ウォール街のランダムウォーク」を読んでみても、日本株を前提としていると今一つ違和感を感じていたが、米国株を見ると言っていることが分かるような気がする。
 配当だけでなく、投資信託でも毎月配分がある。また、貸株は毎日貸株金利がもらえる(但し月1回まとめて支払われる)。この体制を来年はさらに強化して、なるべく間断なく収入が入ってくる体制を築いていきたい。
 後、今年は株の信用取引も始めた。下げ相場でも設けられる体制づくりである。基本的には配当狙いだが、トレードも一応やっている。買った株が上がって売ったのち、下がるまで何もしないで待つ、と言う「待ち」の時間を儲ける時期に変えるためだ。しかし、リスクが高いので絶対に自信があるときしか使っていない。すかいらーくとイグニスは分かりやすい。
 今は、トレードの方は、配当などのベース収入の体制を壊さぬ程度にやるようにしようと思う。ベース収入が増えてくれば、トレードにもある程度果敢に挑戦できるようになる。
 儲け方はいろいろあるが、自分にあったやり方はこのベース収入を増やすことだと思っている。トレードで増やすのはもっと資金力がついてからの方がよさそうだ。今年はそこに気づいた。トレードで儲けようとした結果、年末の株の暴落で含み損は80万円くらいに達してしまったが、来年はこれを解消し、ベースを増やして体力を付けたい。
 ただ、実際に決済をした分については10万円以上のプラスになっている。

【仕事】
 仕事についてここで多く語る気はないが、上司も変わり、今のポジションにも慣れ、良い状態になってきている。売上も上がってきており、来年も期待できそうだ。自分の部署はとにかく好きなことができる部署なので、僕のこうした趣味や知識が存分に生かせるのが良い。
 上記の通り、まだ副収入と言うエンジンが殆ど夢の実現に向かう加速力に影響を及ぼせていないので、メインの収入源である仕事での収入増は期待したいところだ。

 ...というところで、長くなってきたのでこの辺りで今年は締めたいと思う。まだまだ、少年サッカー、自分のサッカー、子供のこと、アウトドア、モバイル生活、そしてこのサイトのことなど、振り返るべきことはたくさんあるが、機会があれば書いていきたい。

 それでは良いお年を。読者の皆様には来年も幸多き年であることをお祈りいたします。

今日あたりの180SX走行距離:307,869km
 大事なものを一つにまとめる。

 これさえ持っていれば、とりあえず大丈夫。これがなければ何もできない。この感覚は非常にいい。

 しかし、この「これさえ」をエリーゼのエンジンフードに置いたまま走行し、神奈川県秦野市内に財布を落下させ、現金やらカード類やらをまき散らした僕である。

 これで参ったかと言えばそうではない。大事なものを一つにすることをさらに加速させた。

 前のバージョンは財布が非常に良すぎて収納量が多かった。結果、色々持ててしまって、財布が肥大化し、ポケットには簡単には入らなくなってしまった。

 この財布が、もっと簡単にポケットに入ればこのような事件は起こらなかった、と分析している。

 ということで、携帯電話にカード収納があるので、後は財布機能を追加すれば形態、カード入れ、財布、鍵が一つになる

 しかし、携帯ケースとなれば、入れられるものは限られる。取捨選択は当然だ。

 最初は良かったが、徐々に入れたいカードが増えてくる。そして、紛失したビクトリノックスのスイスカードライト。こいつは絶対に外せない。今回のことで、戻っては来たものの、車に踏まれたのか、再利用は不能な状態であった。

 そもそも、前の財布にあった時から割れていたし、結構紛失していたパーツもあったから、程よい買い替え時期だった、ともいえる。

 前は黒だったが、今回は青にした。

 スイスカードはカードとは言え厚みが3mm程ある。これを入れたらスマホケースのポケットなどすぐに分厚くなってしまう。そこにSuicaとお札とTポイントカードも入っているんだから、これは形もよくなかった。

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 ということで、今日はスマホをセットするケース部分に加工をした。スマートフォンセット時には見えなくなる位置に穴をあけ、ここにSuicaと免許証が収まるようにした。

 写真の右下辺り写っているが、ケースを両面テープなどで付けていた跡のが分かるだろうか。

 カバーに取り付けられているケースにSuicaサイズの穴をあけたのだ。ここに丁度Suicaがきれいにはまる。さらに免許証を入れてもOK。その状態でスマートフォンがケースがちゃんとはまる。Suicaはこれでもピッとできる(はずだ)し、免許証を見せる機会はそれほど多くない。

 たったこれだけの加工だったけど、1時間くらいかかってしまった。

 が、非常にすっきりした。

 このスマホにはスマートフォンは当然として、現金、キャッシュカード、クレジットカードなどのカード類、Suica,免許証、自宅のカギ、スイスカードライトが収納されている。

 果たして、これを失くしたらまた一切の身動きが取れなるなるリスクを背負うのだが...。でもまぁそれが便利ってことですね。
 今日のように寒い日は室内でこんな作業も悪くない。

 朝である。

 なのに、僕は今秋葉原にいる。秋葉原のデニーズで優雅な朝食を採った所だ。

 朝だからか、日曜だからか、非常に空いている。

 アキバの店がオープンするのは10時か11時なので、こんな早くに出動してもしょうがないからかな。

 7spotのWi-Fi環境もあり実に快適だ。

 なぜこんな所にいるのかと言うと、珍しく仕事なのである。

 僕は、メーカー勤務なので、基本土日が休みだが、今日はアキバでイベントがあるので日曜出勤。イベント自体は金曜から今日までだけど、僕は本日の割り当て。

 集合時間までずいぶん時間がある電車で来た。

 理由は座って来たいから。埼玉の北の方から高崎線でここまで来ると1時間以上かかる。立って来るのはキツイ。座りたいから早く来る。早く来るから現地で時間をつぶす。と言う構図だ。仕事で直行などの時も大体このスタイルになる。

 毎日会社にも始発で行っている。理由は同じ。朝の誰もいない会社は仕事が進む。社員が来始めるとハンコ押したり、トラブル対応したりとほとんど自分のペースでは仕事ができない。

 日曜出勤だけど、代休などはもちろんない。今週は6連発。昨日は少年サッカーの試合だったし、今週はエリーゼのシートも外せないまま終わりました。180SXには乗ったけどね。180SXは元気いっぱいです。車体はボロいけど。ショックも最近抜けてきた感じがするけど。

 さて、仕事に行ってきます!イベントなので、今日は一日立ちっぱなし。疲れるだろうなぁ...。しかし、辛いということは伸びるということ!万歩計の数値がどれだけ増えるかを楽しみに、イベント会場に向かいます!

今日あたりの180SX走行距離:307,777km(軽くゾロ目?)
 「ニッポンの出てくるチカラ!」で記したように、エリーゼのエンジンフードに財布を置いたまま発進し、秦野市内で落下させた事件で、僕は3人の善意ある方のおかげで、そのほとんどが僕の手元に戻ってきた。

 めでたし、めでたし。

 ...と言いたいところだが、ご覧いただいた方はまだ気になっている部分が残っているはずである。

 180SXのカギが出てきてないのでは?

 これである。

 そう、財布につけていた180SXのカギは、僕の家に現存する"最後のカギ"だったのである。それがまだ、出てきていない。

 走行30万kmを超えた僕の180SXのカギは、摩耗して折れた。走行が伸びることによるトラブルは、車体だけではなく、カギにもあるということはほとんどの方が見落としていると思う。

 そして僕はラスト1本をずっと使っていたのだった。

その、ラスト1本を、失くした。

 つまり、もう180SXを動かすことはできない、そう言うことだ。

 どうするんだろう?リビルド品とかで、エンジン、左右ドア、ハッチバックのカギ穴を全て交換するのだろうか。
 
 良く分からないが、「なんとかなる」という言われもない楽観の中にいた。エリーゼがあるので、車無し生活になるわけではない。それが大きい。エリーゼには大荷物は積めないが、その様なニーズに直面することはすぐにはない。

 まず、Suicaやキャッシュカード、免許証、保険証などを揃えることを優先させた。

 で、それが次々と済んだ頃、いよいよ180SXのカギの方に手を付けるか、という所で...

 どうなったと思いますか?

 何と、こんな時に特に気にも留めていなかった、どこに仕舞うでもなかった、数年前に摩耗して折れた180SXのカギが出てきたのである。

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 こんなことってあるか?!
 お前はまだ180SXを降りてはいけない、とでも導く神がいるのか、もしくは小人さんでも居るのか。
 
 キーの根元には4桁の番号が刻印されている。まさか、これでキーを作れる...?ダメモトでチャレンジしてみよう、そう思って、日産部品販売に行ってみた。

 「ちょっと相談。車のキーって作れます?」
 「日産車の...ですよね?」

 エリーゼで来たのを見ていたらしい。もちろん日産車だと伝える。ただ、少々古いが。折れたキーも渡す。

 「車検証はありますか?」

 あるわけない。正確にはあるが、車の中で施錠されているので取れない。ただ、昔、車体番号は撮影していた。それで何とかならないか、確認してもらう。

 「このキーはすでに廃版になっております」

 180SXと刻印されたキーのことを言っているようだ。
 それはもとより望んでいない。180SXの純正キーにせよと言うほど欲深くはない。開きさえすれば刻印はZでもGT-Rでも構わない。いやむしろそれの方がふざけてて面白い。

 「承知しました。であれば、NISSANと書いたのがありますんで」

 却下されたらしい...。

 ちょっと分からなかったが、キー本体が何でもいいなら、この4桁の番号があれば、車体番号などはいらなかったのかもしれない。

 「納品まで2週間くらいかかります」

 ...と、言われていたが、結局は1週間で来た。

 値段は5000円ちょっと。2個セットでしか頼むことはできない。時間はかかったが、あっさり鍵が複製された。

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 ちなみに、ここでは身分を証明するものの提示は一切求められることはなかった。依頼する時も受ける時もだ。折れたカギを提示したからまぁ良いのか?これじゃぁ、瞬間的に誰かから鍵を借りてくれば、簡単に合い鍵作れちゃうぞ。現金もキャッシュカードも出て来るし、ニッポンはホントに平和だ。

 ま、イモビライザーとかはそうは行くまい。昔のクルマのほのぼのとした所だろう。

 と言うことで、僕の180SXのカギは新品になった。まだ当たりがついていないせいか、ちょっとギクシャクする。でもちゃんとドアも開いた。3週間ぶりくらいに車内に入る。

 キー奥まで挿そうとしてもなかなか入らず、引っ掛かり気味だし、回りもちょっとシブい。

 しかし。

 しばしの奮闘の後、キーが奥まで入った。まずは電源だけONにする。室内に、小さなライト類が灯る。どこからともなく、キーンという音が聞こえる。車内の機器類に電源が入ったことが分かる。

 そして。

 キーを奥までひねってエンジン始動!バッテリーは全く問題なく、クランキングをはじめ、すぐにエンジンに火が入る。普段の2倍くらいの長い時間、ガーっと言うコールドスタートの音がした。ちょっとヤバいかな、と思ったが、それ以後は問題なくアイドリングし始める。

 180SXはまた、廃車の危機から脱した。

 この寂しい駐車場で、ずっと僕を待っててくれた。うちの主人は、きっと自分を復活させてくれる、と。

 やっぱりこのクルマは凄い。

 いつもより長めにアイドリングする。3週間動かしていないが、大丈夫だろうか。

 ハンドル根元脇のスイッチを押し、リトラクタブルライトを上げる。

 ギアをバックに入れ、ゆっくりクラッチをつなぐと、各所軽く錆びていたのかシブい音を立ててタイヤが回り、車が動き始める。

 僕はいつも180SXが発進するとき、宇宙戦艦ヤマトが泥の中から主砲を上げ、かぶさった土を落としながら発進する様子を思い浮かべている。

 古い、もう動かないのではないか、と思うものが、予想に反して動き出すような、多分そんなところを重ね合ってしまうのだと思う。今回は、その想いが一層強かった。

 キィー、と言う音が少しの間聞こえていたが、動くとともに錆が落ちたのであろう、すぐにしなくなった。

 ゆっくりとクラッチを奥まで踏み、ローに入れる。全く問題なし。しばらくは低速で走行。回転数も2000回転くらいまでにしておく。ハッキリ言って、もう全く問題ない感じはしているが、念のため、もうしばらく「急」のつく操作はやめる。

 2~3kmそのような走行をしてから、ようやく少し正圧になるまでアクセルを踏んでみる。軽い加速感。これはもう、絶対に大丈夫だ。全開でも確実に行ける。

 次の直線で、全開にしてみる。いや、いいね!3500回転くらいからシュウィ~ン!と来る。音と加速がとても良い快感を与えてくれる。

 軽い。車体も軽いが、操作も軽い。ハンドルも、クラッチも、ブレーキもだ。絶対的な車体の軽さはエリーゼの方が上だが、良くも悪くも、操作感と言うか安定感含めて180SXの方が軽い。
 悪くも、と書いたのはどうもフワフワした感があるからだ。もう、ダンパーもオーバーホール時期に来ているせいもあるし、車高も高めにしてあるからダウンフォースもないのかもしれない。車体下は特にフラットではないが、それでも車高が下がれば少しは落ち着くんだろうが、車検を通したまま車高を下げていない。

 ただ、この加速感はエリーゼとは異なるタイプのものだ。絶対的な速度でいえば、エリーゼよりも180SXの方が速いんじゃないか、とさえ思う。

ホント良いクルマだよ、180SXは。

 今は逆に高くなってしまったのかな?でも、しばらくぶりに運転してもこうやってちゃんと動いてくれるし、情報もいっぱいあるし、日本で乗るなら、日本車は安心だな。

 こうやって、変える場所があるからこそ、エリーゼにも安心して乗れるんだと思う。エリーゼだけだったら、やっぱりちょっと心配。車は趣味はもちろんだけど、生活インフラでもあるから、なくなっては困るのである。

 ということで、イモビライザーでない普通のカギなら、日産部品販売で簡単に作れる、ということが分かった。

 ところで、イモビライザーはどうなんだろう?今度試しに聞いてみようかな。
ニッポンの、出てくるチカラに期待しよう!

 エリーゼの後ろエンジンフードに財布を置いたまま発進し、途中で落としてほとんどの生活インフラを失った僕はそこに賭けることにした。

 しかし、それまで待てないのがSuica、すなわち定期券である。

 僕は片道2時間の長距離通勤者だ。定期がなければ片道1,000円以上かけて通勤せねばならない。現金もなくしたし、銀行から引き出すキャッシュカードもない。

 最寄り駅のみどりの窓口に行き、Suica定期券の再発行の手続きを確認すると、身分証が必要だと言う。身分証ね、身分証...

 ない!身分を証明するものがないぞ!

 こういうことなのである。その2つとも財布に入れてあったため、両方失くした。

 Suica再発行の書類の中に、どの身分証を提示されたかのチェック項目があって、そこにパスポートというものがあった。

 そうだ。パスポートがあった。昨年、たまたま仕事で香港と中国に行ったので、作ったのだ。しかし、あれがなかったら本当に委任状書いて親に戸籍謄本でも取って来なけりゃダメだったのかな?

 自宅からパスポートを取って来て、Suica再発行の手続きをする。窓口で新幹線の切符を買ったりするともらえる磁気切符みたいなものにSuica再発行の旨が記載されたものを渡される。

 これがあれば明日以降、JR東日本どこのみどりの窓口でも再発行可能とのこと。即日の再発行はできない。

 僕は、最寄り駅にはみどりの窓口の開いている時間には来れないので、勤務地の近くで再発行する。

 月曜日、窓口はまだ開いていないので仕方なく切符を買って会社まで行き、会社付近のみどりの窓口で再発行する。この時も身分証の提示を求められる。パスポートを一応持っていてよかった。再発行手数料とデポジット合わせて1,000円程度を支払う。これで、定期は復活した。

 次に遺失届を出しに行く。神奈川県内ならどこでもいいとのことだったので、仕事帰りに川崎に行こうと決めていた。一応事前に川崎警察署に受付時間などがあるか確認。交番などでもいいので、ない、とのこと。一応その時点での遺失物の状況を調べてくれる。やはりない。

 しかし、その後数時間してから川崎警察署から着信。秦野警察署に近いものがあるという。直接秦野警察署に連絡して欲しいとのこと。

 連絡してみると、楽天銀行のキャッシュカードと現金25,000円だけが届いているという。楽天銀行のキャッシュカードに僕の名前が刻印されていたため照合できたというわけだ。

 落ちていたのは秦野市内とのこと。そうすると、僕の予想に反し、PA内のカーブでも加速車線でも落ちることはなく、渋滞を避けて高速を降りるまでエンジンフード上に財布は乗っていた、ということである。

 財布本体はなかったが、一番出て来ないはずの現金が出てきたというのは驚きである。いかに日本人が真面目で正直者かが分かる。

 今、どなたかがどこの誰かも知らない僕と言う人のために、きっと困っているだろうと思ってわざわざ貴重な時間を割いて、交番まで届けて下さったのである。もしかしたら、警察署までバス代までかけてくれたかもしれない。

 ニッポンの出てくるチカラが、動き始めた。

 僕の財布は、マジックテープで留めるタイプの物なので、車から落下した瞬間に開いて中身が散乱した可能性は十分に考えられる。ネコババしても最も足跡が付きにくい現金が出て来たとあれば、僕の名前と照合できないだけで他の物も届いている可能性は高い。

 しかし、近隣で拾得された遺失物で僕が申告した物は未だ届いていないとのことだった。

 楽天銀行は僕がメインバンクにしている銀行だ。ここに殆どの資金を預け、セブンイレブンのATMから引き出して生活している。このキャッシュカードが戻れば現金を引き出せるようになる。

 僕は、翌日午後半休をもらい、電車で秦野警察署まで向かった。

 ビニール袋に入った現金2万5千円とキャッシュカード。幸い、カードに損傷はなさそうだ。遺失物届ここで提出。ちなみに財布に印鑑も入れていたので、書類作成時に捺したのは何と実印。身分証明はパスポート。まだ実印とパスポートを持ち歩かないといけない状態なのである。

 話は続く。

 さらに翌日の水曜日。財布と埼玉りそな銀行のキャッシュカードが別々に届いたという。僕は計3名の方に救われたというわけだ。

 ちなみに、3名すべての方がお礼などは辞退するということで連絡先の公開を拒否したとのこと。「いやいや、当たり前のことをした迄です、礼には及びません」と言うことか。

カッコイイ、カッコ良すぎるぞ、ニッポン!

 まぁ、どこぞの誰だかも知れない人からお礼とか貰ってもちょっとね...て言うのもあるんだろうけど...。

 でも、僕としてはきちんとお礼をして、「やっぱり良いことをして良かった」と思って欲しい、そして次もまた落とし物を拾ったら警察に届けるぞ!という気持ちになって欲しい、そう願うのである。せめて、あなたの拾ったものは無事落とし主の手元に帰りました、大変助かったと言っていましたよ、くらい伝わりはしないものだろうか。

 なんてことを考えるものである。

 さて、昨日行ったばかりでさすがにもう行けないので、現金書留で送ってもらうことにした。秦野警察署から取りに行けないため、送ってください、という旨の書類を送付してもらい、送料相当の切手を同封して返送。そしてついに帰って来たのがこれ。

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 こっちは徹底的に車で踏まれている。ひしゃげた500円玉。USBメモリが出てきたのも安心。もちろんバキバキに壊れていたが、個人情報なども入っていたので返って破壊されていた方が安心だ。

 180SXと家のカギを付けていたチャックの持ち手部分は根元からもげていた。落下した際か、踏まれる間にちぎれたのだろう。

 この状況下にあって、レザーマンの十徳ナイフ、Juiceはへこんでいたものの使用には問題なし。

 埼玉りそなのカードは失くす前から割れていたのを騙し騙し使っていたのでこれを機会に新しいものに作り直した。

 未だに出てきていないのは180SXと自宅のカギ、そして運転免許証と保険証、Tカード、ポンタカード、ヨドバシのポイントカード。

 運転免許証と保険証は再発行済み。自宅のカギがセットでないのはちょっと不安なので、こちらもシリンダー交換を実施。ポイントカードなどは個人情報も登録していて紐づいているので変更したりするんだろうけど、そういうのはこれから。

 それにしても、今回しみじみ思ったのは、やっぱり日本はスゴイ!と言うこと。ちゃんと出てくるんだもんね。警察に届ければ元の人に戻る、っていう仕組みが出来上がっているのが大きいのかな。

 公道では敵同士なんですが、今回警察の方には大変良くして頂きました。そして、愚かな僕の落し物を拾ってくださった皆様、心から御礼申し上げます。落とした物がきちんと元に戻る国、ニッポン。これからもそういう国でありたい。もちろん、僕も拾ったらおまわりさんに届けようと思います。
 先日のブログに書いた、NSXやらスーパーセヴンを借りた、あの夢のような日には、後日談があった。

僕は、財布を無くした。

 僕は、財布に全ての機能を集約していた。財布なので現金はもちろんだが、家の鍵、180SXの鍵、Suica、キャッシュカード、クレジットカード(全てデビット式)、免許証、保険証、印鑑、朱肉、各種ポイントカード等。他にもライターや携帯用のゴトク、レザーマンJuice、カラビナやロープなどのサバイバル系グッズなども入っており、超重要かつ超重量の財布に仕上がっていた。

 これ一つ失くしたらもう何もできない、というリスクはあるものの、逆にこの一つだけ管理しておけばOK。これがなければ、家を出るときにカギがかけられない。Suicaがなければ電車に乗れない。180SXにも乗れない。つまり、忘れれば行動できないので、すぐに失くしたことにも気づくようになっているのだ。

 リスクは知っているが、管理は楽。今回はこれで大打撃を受けたが、このシステムで助かったこともたくさんあった。

 しかし。エリーゼの鍵をここには付けていなかった。エリーゼの鍵は分厚いことに加え、防犯システムのON、OFFボタンが別体になっており、これらを財布に装着することができなかったのだ。

 と、なると、どういう事が起きるのか。財布を忘れた状態でも、エリーゼを駆ってどこにでも行けてしまうと言うことだ。

 そして、今回。それが、起きた。

 帰りにみんなと足柄PAで別れた。時間は19時頃だったと思う。

 1日遊んでかなり疲れていたので、東名中井PAで休憩。そこで僕は財布を持ってエリーゼを降り、トイレなどに行った後、エリーゼの後方に回って、眠気覚ましにストレッチなどを行っていた。持っていた財布は、リアのエンジンフードの上に置いていた。

 そして僕は財布をリアのエンジンフードに乗せたまま、エリーゼに乗り、車を発進させてしまったのだ。

 これが180SXであれば、鍵と財布が一体になっているのでエンジンをかけることはできない。しかし、エリーゼの鍵は財布と別体。動かすことができてしまったのだ。

 中井PAを出てすぐ、東名の混雑を避けて僕は秦野中井ICで一般道に降り、再び相模原ICから圏央道に乗った。そして埼玉県内に入り、狭山PAで休憩。そこで、財布がないことに気づく。

 エンジンフードに財布を置いた事実についてはその時は完全な無意識下の行動で、財布をどこで失くしたのか、思い出すのに相当の時間を要した。
 思い出してもそれにも強い確信は持てずにいた。心のどこかで、夜だから暗くて分からないだけで、明るい所で落ち着いて見たら、助手席の足元辺りに転がってるんじゃないか、なんて思ってみたりもした。

 とは言え、エンジンフードに置いたまま発進した可能性が最も高いとすれば、おそらくPAの駐車場エリアを脱したあたりの加速で振り落とされている可能性が高い。駐車場内を抜け、月当たりを右にカーブした辺りだ。その後左にカーブして加速車線に入る。40km/h制限が解除されたあたりで一気にアクセルを入れる。この辺りも可能性は高い。

 中井PAにある可能性が最も高い...!

 まずは、神奈川県警察本部に連絡。当然、落とした場所を聞かれる。もちろん、最も可能性の高いのは中井PAの出口付近だ。しかし、可能性で言えば、東京都内も、埼玉県内も有り得るから始末が悪い。

 その後、中井PAにも連絡。財布の落し物は届いていないという。

 なお、遺失届を出すなら、神奈川県内で落としたなら、どこでもいいから神奈川県内でなければならないとのこと。

 翌日は日曜日。すぐにでも中井PAに確認に行きたい気分だったが、サッカーの試合があった。180SXは乗れないのでエリーゼで行く。何と、180SXの鍵はあれが最後のカギ(ドラクエじゃないが)だったのだ。2本あったが、もう1本は走行20万kmくらいで摩耗して折れた。つまり、180SXを動かすための鍵は1本もなくなり、動かすことができない状態に陥ったのだ。

 出発前にエンジンフードを見てみる。そこには、エンジンフードに置いた財布が、右カーブの時に左後方に向けて放り出されたことを示すキズが、はっきりと付いていた。やはり、エンジンフードに置いていたのは確実だ。

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 試合は今年は慢性的な人不足で、この日も1名不足の10名で戦った。本稿の趣旨とは関係ないが、この日僕は1アシストという活躍を見せた。

 試合が終わって僕は逃げるように会場を去り、帰宅してさっとシャワーを浴びるや否や、昼も食わずにエリーゼに乗り、僕は中井PAに向けてエリーゼを走らせた。

 -まだ、落ちているかもしれない-

 疲労困憊の僕を支えていたのはこの、可能性である。

 駐車場エリアを抜けて突き当たった右カーブ。あそこに違いない。PAの最後の部分なので、人通りも少ない。放り出されて路肩の方に飛ばされていれば、まだ誰にも発見されていない可能性もあるのでは-

 幸い、財布の銘柄はブリーフィング、緑の迷彩柄だ。発見されにくい。

 PAに到着。そうと思われる場所をくまなく探す。かなり怪しい人になっていたが仕方ない。ない。加速車線の方まで範囲を広げるが、全く見当たらない。拾われて、中身の現金を抜かれて茂みに放り投げられているかもしれない。茂みの中などにも視線をやった。

 1時間ほど探してみるが、結局は、なかった。

 PAのスタッフにも問い合わせてみるが、やはり届いてもいない。

 万事休す-

 やはり、ダメか。僕は生活インフラのほとんどを失ったのだ。

 <つづく>

 
 先日、スーパーセヴンとNSXという対極にある車を乗り比べる、という機会に恵まれたので報告しておきたい。


 今回は、その企画第2弾と言ったところで、同じ「Fun2Drive」で今度はGT-RではなくNSXを借りた、ということなのだ。メンバーも昨年と同じ、会社のクルマ好きである。

 このメンバーはロードスターオーナーなど、兎に角クルマは自らの手でドライブするべき、と言う向きの集団なので、殊更GT-Rの評価は「ツマラナイ」というものに終始していた。(ちなみに僕は「あれはあれで凄い」と結構感動しており、それについては上記リンクを参照されたい)

 ということで、今回は、スーパーセヴンと対極にあるには違いないが、クルマは自らの手でドライブするという路線(もしくはスーパーカーとは2座ミッドシップエンジンであるという信念?)は外れていないNSXを借り出したということである。

 また、エリーゼとNSXで、ミッドシップ乗り比べ、と言う趣向もまた実現させている。実に楽しみだ。

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 ということで、NSXは91年式、初期型の3.0VTEC、280馬力で、コンピュータとマフラーが変更されていた。

 箱根とかは完全アウェイなので僕は良く知らないが、大観山という有名スポットまで自らのエリーゼをドライブし、上掲の写真を撮影後、まずはスーパーセヴンに乗った。このクルマは昨年もドライブしているが、とにかく、寒いのと怖いのとの記憶しかなかった。

 なぜ、怖いか。それは、車とドライバーとのコミュニケーションが成立しない、ということなのであった。

 昨年も書いたが、個体差だと信じたいが、ここで借りるスーパーセヴンは僕のエリーゼと異なり、インフォメーションにダイレクト感がない。スーパーセヴンとは、ダイレクト感の塊であり、それはロータスエリーゼ以上であり、それを楽しむ車ではなかったか。

 しかしこの個体は、ギア(が一番だと思う)を始め、クラッチ、レーキなどの操作系がとにかくわからない。目で見て、加速しているから、クラッチがつながっているんだとか、減速しているからブレーキが利いているんだとか、ほとんどが目からの情報だ。体で感じるインフォメーションが兎に角感知できない。

 ギアはどこに入っているか分からないし、クラッチはとんでもない量の遊びがある。手前10%はクタクタで、そこから先は少し重くなって、クラッチミートが始まるのは踏んで奥の97%くらいから始まる感じだ。

 メーターどれも同じような造りでどれがタコメーターでどれがスピードなのかもよくわからず、ウィンカーも単なるトグルスイッチでしかなく、自動で消えてくれる機能などない。ウィンカーを自ら消すということをしたことがないので、ほとんどのメンバーが出したウィンカーを消し忘れたまま走行しまくる、と言う状況が繰り返された。

 インフォメーションが悪いわりにやることが多く、さらに風は凄いし、石は飛んでくるし...、このクルマには本当に怖いし、寒いし、慣れない。

 ということで、話をNSXに移す。

 NSXは大学時代、1kmくらい運転したことがあるのみで、それ以来のドライブである。その時は、ホンダの狭山工場を見学に行ったのだが、S13シルビアで行ったところ、やっぱりホンダ車じゃないと色々面倒、ということになって、案内してくれる人がレジェンドとNSXを貸してくれた。マニュアル運転が慣れているのが僕、ということで借りてホンダ狭山工場までドライブした約1kmがその貴重な経験。
 その時は、もう借りた車だし、市街地ドライブだし、絶対に事故れないということで、本来の性能の2%くらいでしか走っていないと思う。その時の印象は「単なる高級車」というもので終わっていた。

 20年の時を経て、180SX、ロータスエリーゼという経験もした上でのNSXとの邂逅。

 で、20年ぶりのファーストインプレッションはやっぱり「単なる高級車」であることに何ら変わりはなかった。ちょっと硬めの本革シート、何の問題もなく効く快適なエアコン。クラッチミートの瞬間からトルクフルなエンジンの割には、全く静かな室内。足回りは必要な路面の様子を角の取れた振動に変換してドライバーに伝えたら、すぐさま収束した。

 この20年、ほとんどの時間を180SXと過ごし、マニュアル車の運転はこの180SXの作法が体の芯まで染みついている。最近ちょっとエリーゼとの時間が増えているが、あくまでも土台は180SXで得た作法だ。

 その唯一の作法でこのNA1というクルマに臨み、彼はその作法を受容した。もちろん僕は180SXの作法を用い、恐る恐る、彼に指示を与える。それに対する彼の反応は、僕の望み通りの物だった。

 すみません、僕、180SXって言うクルマしか運転したことがなくて...。NSXさんなんてクルマ、僕には合わないですよね、言ってください、変な運転してたら...。

 なんて、自信のない操作で入る僕に対し、彼-すなわちNSX-は、
 「180SXですか!だったら何にも変わらないですよ、180SXに乗ったつもりで操作して下さい!」
 NSXは、間違いなく、僕にそう伝えてきたのだ。180SXで得たドライブのスキルをそのままぶつけてきてくれ、と。

 あとはもう、彼との会話はトントン拍子だった。

 例えばカーブが迫って来た時、このくらいブレーキを踏んで、このくらいアクセルをあおって、このタイミングでギアを落としてクラッチをつなげばこのくらいのエンジンブレーキをかけながらカーブに侵入できるな、という感覚があって、そう操作すれば結果として期待した結果が得られた。180SXの時の感覚を何ら修正する必要はない。

 厳密には修正しているんだろうが、その自覚はない。感じたインフォメーションに合わせ、直感的に操作する。また期待通りの反応があるから、次の操作ができる。予想外のレスポンスはない。だからまた、次の操作に躊躇なく入れる...。この繰り返しであった。

 これを僕はコミュニケーションと呼びたいわけである。

 途中、椿ラインという狭い道もドライブしたが、リトラクタを上げて走れば、3ナンバーと言う慣れないサイズであるにもかかわらず、車幅感覚はこれまた180SXをドライブするときの感覚で問題ない。

 異なる事があるとすれば、例えば、エンジン音。これは180SX、そしてロータスエリーゼにもない類の高い音で、知らず知らずのうちにこの心地良い音と共に訪れる加速感を得たいという欲求に駆られ、それを繰り返してしまう。

 あとは、低回転からでも十分なトルク感。やっぱり180SXだと回転が上がるまでちょっと気持ちいい加速感が訪れるのを待たなければならないシーンでもNSXは必要な加速とパワー感を与えてくれる。

 と、言うことで、NSXは、「180SXで積み上げてきたものは間違いではなかった!」と感じさせてくれる。このクルマはどちらかと言うとドライバーを褒めて伸ばすタイプの車である。
 
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 途中、カー雑誌やビデオなどで有名な「金魚」と呼ばれるポイントで、エリーゼを撮影してもらった。

 再び芦ノ湖の方まで戻ってから再度スーパーセヴンへ。

 やっぱりわからない...。

 下手なのは分かっている。だから「それで良い」と言ってくれないのは良い。しかし、「それじゃダメだ」とは言ってくれないのか?

 外国人...否、宇宙人だ。NSXを褒めて伸ばすと言ったが、スーパーセヴンは宇宙人。次元が違いすぎる。

 一切のドライビングエイドはないから僕自身がドライブしていることには間違いないのだが、それさえ確認しないと不安になるような感覚である。しかし、車は間違いなく前に進んでいる。なぜだ?

 良く分からないのでまず3速だけで走る。ギアは変えたくない。4ならまだ良いが、2は嫌だ。停止は絶対に嫌だ。免許取りたてのころと同じ願いである。

 ヒールアンドトウはもちろんできない。だから、カーブが来るとブレーキだけになる。減速してからブレーキを離し、アクセルに足を置き直した後、回転を上げてギアを入れようとする。しかし2速が良く分からない。何度か2速のゲートを探しながらトライする。車は無情に惰性走行を継続。シフトチェンジのタイミングは完全に過ぎ去っている。もう、どのくらいの回転に上げて繋げば良いのか分からない。

 しばらくの空走の後、やっと2速に入った。クラッチを繋ぐが2速でもだいぶ低い回転になっている。そこから加速。そんな走りしかできない。

 しかし、このあたりの道を往復するうち、徐々に2速に入れることが苦でなくなってきた。この宇宙人との会話の糸口が少しずつ見えてきた。

 ヒールアンドトウをやってみよう。エリーゼも最初はできなかった。しかし、今は問題なくできる。セヴンでもできるはずだ。

 ペダル周りが異様に狭いこのような車の場合、ヒールというか、ブレーキは右足の親指の付け根当りで踏みながら、アクセルはと言うと、小指の付け根辺りの側面で、足を回転させるような感じで踏む。

 見つけた。

 ブレーキを踏みながらアクセルを踏んで回転を上げられれば...。2速に入れることについてはだいぶ出来るようになっている。

 できた!

 分かって来たぞ!

 ヒールアンドトウができるようになって、コーナー手前で2速に入れられるようになったら、もう早い。コーナー出口が見えたらアクセルを踏むだけだ。爆音と共にようやく加速感を味わえるようになった。

 気持ちいい!

 宇宙人だと思っていた相手が、ようやく少しこっちを向いてくれた気がした。

 前回はスーパーセヴンは全く分からないまま終わったが、今回は少し操れるようになれた。ただまぁ、僕の中ではこのクルマは一緒に暮らすクルマではないと言う気持ちに変わりはない。

 NSXは良いけど、税金とか多分色々高いんだろうな、と思うとエリーゼは実に程よい車だと思うし、180SXをドライブしてきてよかった、と本当に思う。結局1年前と同じ感想になってるけど。

 わずかの時間でも、こうして色々な車を乗り比べるのはとても貴重な経験だと思う。僕の場合は180SXだが、おそらく自分が運転してきた車はやっぱり良いんだ、と言う気持ちを再確認できるはずだ。

 今日あたりの180SX走行距離:307,608km
 今度の土曜は会社のクルマ仲間とツーリングに行く予定である。

 それに備えて、エリーゼのエンジンオイルを交換した。

 土曜日午前中にオイル類を購入、午後は少年サッカーに行き、帰って来てから、アンダーカバーだけ外して土曜日は終了。

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 そして今日は朝6時からオイル交換作業に入る。

 今日は、長男Kが受験する高校の一つの文化祭があるので、そこに行くことになっている。出発は8時半だ。それまでにどこまで行けるか。

 エリーゼのオイル交換も2度目でだいぶ手際よくなってきた。最初はドレンボルトを外すとき手をオイルまみれにしたが、今日はそのようなことはなくうまくいった。

 ちなみに今回のオイルは写真のもので粘度は取扱説明書通りの5W-40。前回はホームセンターで買ったので、1,980円の物しかなかったが、今回はスーパーオートバックスで購入。こちらはだいぶ選択肢があった。


 オイルが抜けるまでの間に出かける準備を済ませる。涙ぐましい努力だ。優雅に車いじり、とかそう言うのはない。常に追われている。車をいじっていて出発が遅れたなどとなると面倒だ。

 再びエリーゼの元に戻り、ドレンボルトを締める。ドレンワッシャーはまた再利用。2リットルのオイルジョッキ2回とちょっと。4リットル缶とは言ってもまぁ、少々多めに入っているということだろう。レベルゲージで確認するとHまで入っている。問題なし。キャップを締める。

 ラスト面倒なアンダーパネルの装着。上記の動画を参照されたい。

 完了。もう出発の時間だ。朝メシは省略。NOTEで出発。

 高校の文化祭は思ったほど見る範囲は広くなく、短時間で終了。これで終わりかと思いきや、長女カス子氏の中間テストの成績が上がったということで、服を買ってあげることになっているのでその足でショッピングモールへ。服を買ってあげると言い出したのは僕なのでこれもまた仕方なし。仕方なし、と言うのも変か。成績が上がったのだから喜ぶべきことだ。

 いうまでもないが、女子の服の購入などすぐに済むはずもない。家に戻ったのは16時過ぎ。

 なお、17時には再び出かける。今度は家族で夕食だ。優雅に聞こえるかもしれないが、そんなことはない。すかいらーくの株主優待の金券を使うだけである。

 せっかくオイル交換をしたのだから、試運転に行きたかったが、1時間弱しかないとちょっと考える。

 今日は1日中出かけていたので家でやることも残っているし...。

 エリーゼを出すには、前に停まっているNOTEを出さなければならないし、帰って来たら、またエリーゼを奥に入れなければならない。これが実に面倒。

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 と言うわけで、この週末は単にエンジンオイルを交換しただけで、エリーゼに乗ることはできなかった。寂しいね。

 しかし、文句を言っては行かん。家族の理解...否、諦めがあってこそ、このような車を維持することを許されて...否、黙認されているのだから。

 特に今は長男Kが受験と言う非常にデリケートな時期。エリーゼが火種となって面倒な事態に発展することだけは避けなければならない。

 家族の理解、これは非常に大事ですな。

 今日あたりの180SX:307,610km
 久しぶりに180SXを200km以上乗った。

 僕が少年サッカーで3年生から6年生まで教えた、水戸ホーリーホックキャプテンの細川淳矢選手が、J2リーグ通算200試合を達成したというので、水戸まで観戦に行ったのである。

 今年は長男Kが受験で、なかなか水戸まで足を運べていなかったが、ここでいけるタイミングがやって来た。今シーズンの水戸遠征はこれが最初で最後になってしまうと思うが、200試合の表彰を受けるときに行けるのは幸運と言うべきだろう。実際は前節のアウェイの大宮戦で200試合達成のようだったが、アウェイで表彰はないのでホームまでお預け、ということのようだ。ちなみに僕はこのアウェイ戦もNACK5スタジアムまで足を運んだ。

 で、だ。

 このようなロングドライブはやはりエリーゼで行きたい。そう思っていたが、結局直前で止めた。

 理由は何か。

 エリーゼのギアが一瞬変だった。

 バックに入れたときにシフトはゲートに入ったものの、内部的には完全にギアがかみ合っておらず、感覚としては歯車の先端同士が接触しているだけの状態になり、歯先が接触してガラガラガラという音を発した。反射的にクラッチを踏み、ギアを抜いて、再度入れ直したら何事もなくギアは入った。

 エリーゼのミッションには、不安材料がある。

 ミッションのオイル漏れだ。わずかずつではあるが、オイルが漏れている。

 今、ミッションオイルがどれだけ残っているか、分からない状態なのだ。


 あるかもしれないし、残っていないかもしれない。分からないが、そのような状態で、水戸まで行くことはできない。水戸でミッションがブローしたら目も当てられない。

 と言うわけで、180SXでの遠征となった。月までの距離、38万km目指すとか言っていながら、全く走行が伸びていない180SX。明日は朝は雨が降るらしいし丁度良い。たまには180SXでロングドライブを楽しもうじゃないか。そうだ、それなら早く出て筑波山も通ってみよう。

 エリーゼから車載工具などを全て180SXに移動させる。180SXとて、いつ何が起きるかわからない超ご老体だ。念には念を入れる。空気圧もチェックする。1.9くらいに低下していたので、入れる。燃費重視で2.2くらいまで入れる。いや、事実を言うと最初のタイヤで気を抜いていたら2.2まで入ってしまったので、全部それに合わせた。燃費重視は後付けだ。

 カネがないので、高速道路は使用せず、全て一般道で行く。埼玉から水戸へは高速を使う場合、羽生ICから乗って栃木都賀JCTから北関東自動車道に入り、常磐道を超えて茨城町東で降りる。

 しかし、このルートは地図を見ればわかるがかなり遠回りなルートなのだ。高速道路はK'sデンキスタジアムに行きたい埼玉県人のために造られているのではない。様々な方の利便性を考え、色々な街を経由する造りになっている。結果的に、遠回りになってしまうこともありうる。

 一般道を通れば、選択肢は多い。目的地に向かってできるだけ直線的になるような道を選択することも可能だ。今回はそれをやる。

 想えば、180SXでやって来た旅は、ほとんどが一般道だった。プータローで車中泊ばかりしていた頃も時間はあったがカネはなかった。余程のことがない限り、高速に乗ることは避けていた。より直線的に一般道をつなぎ、高速道路を出し抜けないか、いつも考えていた。

 その頃の、空気に戻った。

 当時は、VAIO C1と言うコンパクトPCがあって、それにインストールしたこれまたSONY製の「Navin' You」というアプリケーションにUSB接続の別売GPSを付けたパソコンナビと、裏道探しの原点、スーパーマップル(昭文社の本の地図です)を併用していた。後は自らの方向感覚と経験。地図には載っていないような道が出現、しかし、方向としては最も行きたい方向へと道は続いている、なんてこともあって「行っちゃえ~」みたいな。それでとんでもない林道だったりして、通り抜けられたけど、バンパーもだいぶ壊し...、速かったのか遅かったのか...みたいな。

 今、辛うじてぶら下がっている180SXのバンパーは、そうした歴史の傷をたくさん刻み込まれているのだ。ボロいが、一つ一つが勲章なのである。

 今は、スマホにインストールされたgoogleマップのみ。だが、電源は繋がっているのでバッテリーは気にせず使える。これも当時から使っているDC-ACインバーター。今はシガーソケットからいきなりUSBに変換できるけど(エリーゼは極小のそれを使用している。USBが2口あるのに非常に軽い!)、インバーターが壊れていないので、180SXはまだ採用していない。車中泊をする可能性のある180SXはまだ100V電源が使えた方がいい。

 結構いい感じの道をつないで、だいぶ直線的に進めた。

 意外と早い段階で筑波山まで到達。筑波山は初めて走ったが、非常に楽しい道。濡れていたせいもあると思うが、空気圧が高めのせいか?ちょっとアクセルを入れるとすぐにリアが出て楽しすぎた。リアが出ている内は良いが、空気圧のせいなら、フロントも同様の状況なので、フロントが先に滑らないように一層注意する。

 最後、「風返し坂」という五差路から、最も行きたいと思っていた道が、とんでもない急な下り坂で、アスファルトではなくコンクリート舗装で、軽トラックが走れればいいだろ、的な道だった。googleマップ上ではもっと細い線で表現されていた道の方がちゃんとした道だったが...。

 ここを走った時は180SXで来て正解だと思った。180SXでなければ走れない道。180SXで来た意味があった。エリーゼだったら早々に引き返していたが、果たしてこの濡れた急な路面をバックで戻れただろうか?地獄への片道切符になっていた可能性も高い。

 滑り止めの溝がご丁寧に切ってあるのだが、濡れた状況ではそれがさらに接地面を減らして逆効果に感じた。

 この悪条件の急な下り坂で、先ほどリアが簡単に滑っていた体験もあって、ブレーキがかからない(すぐにフロントがロックする)のではないかと言う恐怖が常にあった。結局は大丈夫だったが、気を付けていたせいもあってそのようなことはなく、無事切り抜けた。

 しかしながら、急な坂だけでなく、ご丁寧にバンクが付いた急カーブが非常に短いスパンで連続したため、超ご老体の180SXの車体には相当堪えた様で、無事切り抜けたは良いが、ここを抜けた後はブレーキをかける度に車体が軋み音を立てる現象が30kmくらい続いた。この坂を抜けた直後は、車体が折れるんじゃないかと心配になったくらい盛大にギシギシ音が車内を支配していた。

 それ以外は特に大きな問題もなく、無事K'sデンキスタジアムに到着、帰りは筑波山の南側を通る、平坦なルートで帰宅した。

 帰り道も、ギアはスコスコ入るし、やっぱり180SXは自分の手足のように扱えるんだ、という一体感の中でのドライブとなった。道路も非常に空いており、高速道路にさほど劣ることもない巡航速度(?)で走行し、一般道でも3時間と言う好タイムで帰宅することができた。

 結局、180SXはすこぶる快適で、僕の思いのままに走行してくれた。走行距離は247km、燃費は約11.5km/リットルであった。

 180SXは、エリーゼのバックアップ機の域にとどまらず、これはエリーゼに勝るとも劣らない最高のドライビングプレジャーだゾ、という印象と悦びを与えてくれたのである。

 で、お留守番していたエリーゼは、早急にミッションオイルのチェックと足りなければ補充、ということをやってみたい(現時点でやり方は知らず...)ので、それはまた次のお楽しみ。
 事件、である。

 NOTEのエンジンオイルが完全に喪失した。

 昔、何の雑誌かは忘れたが(オートメカニック誌だったと思う)エンジンオイルが切れて、油膜が切れたら即エンジンブローするとあった。路上でエンジンオイルがなくなったら、すぐにエンジンを止め、コンビニへ走って、てんぷら油でも何でもいいからとりあえず何か入れろ、とあった。

 Twitterには「エンジンオイルを3リットル補充」と記したが、後日、NOTEのエンジンオイルの量を調べたら3リットルとのこと。ということは、ほぼ完全喪失状態だったということだ。

 今回はそのいきさつをもう少し詳細に記したいと思う。

 

 今年は、長男Kが受験のため、進学フェアに行ったり、高校の説明会に連れて行ったりと、自分がNOTEを運転する機会が多かった。

 その時、気になったことがあった。

 「加速時にノッキングのような音がするな」

 緩やかに加速した時で、回転数が1000~2000回転くらいの時にカシャカシャとノッキングのような音がしていた。

 原因は分からなかったが、エアフィルターを全く交換していないな、交換しとくか。くらいに思っていた。

 車の不調をピパ子氏に伝えたとき、「実は、ブレーキをかけるとガソリンの警告灯が点くんだよね」と返してきた。ブレーキでガソリンの警告灯となれば、燃料が少なくなった時にブレーキで燃料が偏って警告灯が点くというのが考えられる要因だが、満タンにしても変わらないという。

 「なぜだろう?」

 と思いはしたが、それ以上深くは考えなかった。ガソリン警告灯なら壊れていたとしても緊急性はないだろう。その程度だった。

 僕は仕事から帰って、スーパーに買い物に行く。近所の西友が24時間営業なので何時になってもOK。これは便利。僕は大体180SXに乗っていくが、この日は雨だったため、自宅Pに停めてあるピパ子氏のNOTEを拝借した。

 で、だ。

 ブレーキをかけたとき、果たして、警告灯は点いた。

 しかし、点いたのはガソリンなんかではなく、エンジンオイル警告灯だったのである。ピパ子氏はこれを、ガソリン警告灯と思ったらしい。

 オイル警告灯となれば緊急性が高い。とにかくソロソロと家まで帰って、自宅Pでエンジンオイルのレベルゲージを抜いてみる。

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ゲ...。よく車雑誌に載ってる、「オイル交換をしないと、こうなる」の悪い見本じゃん!

 かなり黒に近い茶色の濃厚なエンジンオイルが、オイルレベルゲージにこびりついている。ペーパーウエスで拭き取っても完全には取れず、レベルゲージは残ったオイルで琥珀色になっていた。教科書通り再度レベルゲージを突っ込み、引き抜いてみると、飴状のエンジンオイルがゲージの先っチョについていた。レベルゲージの側面にも同様の物が付着している。これは、引き抜く際に壁面とこすれて付いたものだろう。

 フィラーキャップ内側にも同様のものが付いていた。フィラーキャップの内側と同じ状態にエンジン内はなっている、と言うが、こういう状態は今まで本でしか見たことがない。

 どうしよう?すぐにオイルを入れなければ!明日もピパ子氏はこの車を仕事で使うのだ。あさっても、しあさってもだ!

 しかし、今の時刻は夜の10時半。ホームセンターもオートバックスもとっくに閉まっている。「ホームセンター 深夜」とかで探してみるが、聞いたことのない土地の聞いたことのない店ばかりが出て来るのみ。

 そうだ。ドンキだ。ドン・キホーテしかない。あそこは24時間ではなかったか?調べてみると、24時間ではなかったが深夜2時までやっているとのこと。ドンキに売っていなければ、本当にコンビニでてんぷら油を買って入れるしかない。

 NOTEは使えないので、180SXでぶっ飛ばす。2時までやっているのだから焦る必要はないのだが、なぜか焦る。

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 店内を探してみると、1,980円の4リットル缶が1個だけあった。銘柄を選ぶ余地はない。あったこれを入れるのみ。どんなものでもエンジンオイルとして売っているのだから、少なくともてんぷら油よりはマシだ。

 帰宅して夜11時過ぎ。夜な夜なエンジンオイルを補充する作業は異様でしかない。とりあえず2リットル入れてレベルゲージを見るとHとLの中間。まだいける。さらにあと1リットル少々をジョッキに入れ、全部入れる。

 これでレベルゲージ以上になった。

 とりあえずオイルを循環させて、どのような状態になるのか試してみたい。ということで、深夜の試運転。自宅Pで深夜のアイドリングはできないのでソロソロ走って迷惑にならない場所でアイドリングし、最初は低回転で走行した後、10kmほどドライブしてきた。最後の方は5千回転くらいまで回した。

 自宅に戻って再びレベルゲージで確認。エンジンオイルは再び真っ黒に。しかし、驚いたのはエンジンオイルの洗浄力。琥珀色になっていたレベルゲージは、もう拭き取ればちゃんと金属の色になった。エンジン内もこのようになってくれていれば良いが。

 そして昨日。オートバックスに行ってエンジンオイルとフィルターも交換。ここで初めて知ったのが、NOTEのエンジンオイルが3リットルだということ。フィルター交換がなければ2.8リットルとのこと。
 オイルがかなり汚れているので、フラッシングした方がいいと勧められた。そうでしょうね...。でも、このオイルがフラッシングの代わりみたいなもんだ。

 ということで、まぁ、何とかなったと言えば何とかなったが...。NOTEのアイドリング時のエンジン音はだいぶ大きくなってしまった。

 妻のクルマとは言え、車乗りとしては、エンジンオイルの管理ができていないというのはお恥ずかしい話。エンジンオイルなんてなくなるとは思っていなかった。(わずかに消費するのは知っていたけど、実際にここまでなくなるというのは経験がなかった。)

あと、エンジンオイルの警告灯ははっきり言って期待しない方がいい。

 警告灯があるなら、もっと余裕のあるうちにつくようにするべきだ。今回だって、常時点灯ではない。結構急なブレーキをかけたその瞬間だけ、点くレベルだ。そう言う運転をしなければ、もっと先まで気づかなかったはずだ。警告灯がついたら対応、と言うのでは確実にエンジンを壊す。

 エンジンオイルは、必ずレベルゲージで確認しなければダメだということを、身をもって知った。

 エリーゼと180SXも即座に確認したがこいつらはもちろん、全く問題なし。良かったです。

今日あたりの180SX走行距離 305,057km